ヒアルロン酸の性質

ヒアルロン酸の性質

ヒアルロン酸には保水力以外にも優れた性質があります。栄養素を運んだり関節の動きをなめらかにしたりするなど、体内で重要な働きをしています。

ヒアルロン酸は、1グラムという少量でも、6リットルというかなり多い量の水分を貯めることができるという保水性に優れた一面があります。
その保水力によって、ヒアルロン酸が肌の水分量や弾力を維持していると言えるでしょう。
この効果にとどまらないヒアルロン酸の優れた性質を紹介していきます。
はじめに、栄養素が行き渡るように運ぶ機能があります。
ヒアルロン酸は体内に無数ある細胞と細胞の隙間にあって、血液に含まれて運ばれた栄養素を身体のすみずみまで届けます。
加えて、老廃物を含むことで身体の外へと排出するための働きもします。
それから、関節の動きをなめらかにするという機能を備えています。
関節部分の軟骨や液中に含まれているヒアルロン酸は、曲げ伸ばしを楽にしたり衝撃を防いだりすることで関節が支障なく働くようにするのです。
十分な量のヒアルロン酸がないと、関節の働きが悪くなり、円滑な動きがしづらくなります。
そしてもう一つは、眼球と関係が深い作用です。
眼球の硝子体という箇所に含まれるヒアルロン酸は、眼球が丸さを保つことができるようにするのと同時に圧迫などから守る働きをします。
それと、透明な状態の硝子体を保つためにも必要不可欠なのがヒアルロン酸です。
加えて感染の影響から保護したり傷ついた部分を短期間で治したり、ヒアルロン酸は体を保護して生きていくための誰にとっても重要なものなのです。
見てきたように様々な効果が期待できるヒアルロン酸ですが、年齢が高くなるほど量は減ってしまい、老けて見えるようになり身体も活発には動かなくなります。
そのことから、足りなくなったヒアルロン酸を補うため栄養ドリンクやサプリメントの人気が高まっています。
体内での浸透率が悪いという特性があるヒアルロン酸を、吸収性に優れた物質に作りかえる開発や研究は、留まることなく進められているのです。