ヒアルロン酸のいろいろ

ヒアルロン酸のいろいろ

ヒアルロン酸には天然と人工のものがあります。含有率や製法・純度・分子サイズなどで分類され、さまざまや用途に使われています。

美肌作りに役立つヒアルロン酸は、人工ヒアルロン酸と天然ヒアルロン酸に大別できます。
それから、天然の原料を使っているならその物質や、含有率でさらに分けられます。
日本で製造される健康食品でよく使われるほとんどの天然ヒアルロン酸は、鶏のトサカから作られる「鶏冠抽出物」です。
構成物の約50%がコラーゲンであるという鶏冠抽出物は、タンパク質と合わさった「ムコ多糖タンパク」です。
人工タイプは、海外製か国内で作られたものかで、また製法、純度、分子サイズなどで数々の分類方法があります。
鶏冠抽出物の中に占めるヒアルロン酸の平均含有率は、約5~7%とされています。
天然ヒアルロン酸がたっぷり入った食材としては、フカヒレや魚の目、そして鶏の手羽などがよく利用されます。
どの食品も一般家庭ではほとんど口にすることがないでしょう。
また、天然ヒアルロン酸は40℃程度の加熱調理で壊れてしまうため、食事から摂るのは無理でしょう。
人工ヒアルロン酸の多くは、微生物や乳酸菌の溶血性連鎖球菌(ストレプトコッカス)によってバイオ製法という方法で生産されます。
分子が大きめのサイズであるヒアルロン酸は、本来のサイズのままで肌を通しての浸透、吸収には向いていません。
そのような理由で化粧品に用いるヒアルロン酸は、分子サイズの問題をクリアしなければいけないでしょう。
ちなみに美容整形業界では、体内へ浸透しにくいことを応用して、ヒアルロン酸注入法として美容面で効果を発揮しています。
ヒアルロン酸の補給を健康食品やサプリメントに頼るのであれば、配合されている量や製造法と併せて安全性の有無も確認することが大切です。
化粧品の場合には、分子の大きさとヒアルロン酸の含有率を調べることで、肌の隅々にまで行き渡るようなアイテムを見つけましょう。